ジュエリー修理　無料修理対応のケース

こんばんは[:星:] ブログをアップしようしようと思ってたら、なんだかんだこんな時間になってしまいました[:汗:] 申し訳ございません。。。
今日夜11時からワールドカップ日本代表の初戦ですね[:閃き:] 不安もいっぱいですけど、楽しみもいっぱいで早く観たいです！！
が、しかし･･･
今日に限ってメインディスプレイの変更作業があるので残業です･･･[:のぉ:] なんとか10時くらいまでには終わらせて、ご飯食べながらみれればいいなぁ〜
さて、本日はジュエリー修理･･･
なんですが、うちではここまで無料修理ですよ〜って事例をいくつかご紹介します[:にひ:] まずは何度もご紹介しているので読んで頂いている方はご存知かと思いますが、よく切れるカットボールのつなぎ修理です[:ソレダ:] Ｋ18アンクレットですが、いつものように切れてます。

よーくみてみるとブリッジが残っているので、単純に外れただけですね。

カットボールひとつひとつは完全にくっついているわけではないので、ひっぱられると意外と簡単に開いて外れてしまいます。
そこで残ったブリッジ部を入れなおし、口を閉じてあげれば修理完成なのです[:にひ:] が・・・
凄く小さいので意外と難しいんですよね･･･
ですので10分〜20分程度お時間かかりますが、オギノでは無料でさせていただいてます。
出来上がりがこちら[:下:]
ロー付けしたわけではないので仕上がりも元通りになります[:オッケ:]
ただ、このブリッジ部分も無くなってしまうとレーザーロー付け修理（￥1,470）対応になりますので、そこのところはご了承下さいませ。
次にご紹介するのもよくあるジュエリー修理で、指輪がゆがんでしまったパターンですね。
プラチナダイヤリングなのですが、こんなに曲がってます。

ダイヤが緩まないように気をつけて整形し、10分程度でこのように丸くなりました[:閃き:]
ついでに店頭仕上げも施したので綺麗になってます[:オッケ:] ちなみにゆがんだり曲がったりの指輪の修理は圧倒的にプラチナが多いです。
皆さんが思っているより軟らかいので、重い荷物を持ったときや自転車のブレーキをぎゅっと握ったときに曲がる事が多いのですが、原因はそれだけではありません。
今回の指輪もそうなんですが、地金の価格が高騰しているなかでいかにプラチナを安く売るか･･･
そこをお店側は考えます。
安くする為にはダイヤの質を落としたりするのは一般的ですが、ファッションリングの価格の中で一番の割合は地金です。
そこで、最近は地金をできる限り使用しないで軽く薄く作った製品が多く出回るようになったのです。
そうなるとやはり耐久性が犠牲になり、今回のようにすぐに歪んでしまうのです。
けっこう厚めでも多少は曲がってしまうことはあるのですが、今回のは正直素手でも曲がってしまうほど･･･
ですのでお客様にはこの指輪をしたまま決して荷物を持たないようにアドバイスをさせていただきました。
また、この現状をお伝えするためお客様には裏側や詳細をのせる許可もいただいたのでご覧下さい。
裏側はこんな感じです。

厚みがまったくないのがお分かりになりますか？
サイドもそうとう下のほうまで削ってあります。

正面のぱっと見はきれいなんです。

はたしてここまで薄くて耐久性に乏しい製品をジュエリーと呼んでいいのでしょうか？
売っているお店はジュエラーとしての誇りはどこにいってしまったのでしょうか？
正直、こういった製品をみると悲しくなります。
お客様のためを考えるならば金のほうが固いですし歪みにくいので、私ならせめてK18WGにすると思いますし。
プラチナという名がついたほうが売りやすいから･･･
そんな理由でこのような商品を売っているお店ははっきりいって宝石を売る資格はないと思います。
なにより宝石という分かりにくい商品だからこそ、お客様はお店を信頼して決して安くないお金を出していただいているので、こういった商品は信頼に対する裏切りです[:ぷん:] このブログを読んでくださっている皆様には、決して値段だけで判断するのではなく、後世まで残るような耐久性や品質を兼ね備えたジュエリーを選んでいただきたいです。
なんだか書いていてアツくなってしまいましたが、オギノでは決してお客様の信頼を裏切るような販売やサービスをしないよう、これからも精進していきますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します[:閃き:]